麻生山は初心者におすすめの日帰り登山コース。

おすすめの山
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麻生山は、初心者でも楽に歩ける日帰りコースがあるので、ご紹介します。

東京都の西にある日の出町。

日の出山登山や、つるつる温泉で有名ですが、その近くにあるのが麻生山です。

麻生山へのアクセス

車で行く場合

つるつる温泉の直ぐ近くから入った所に、駐車スペースがあります。

バス通りから入って1番奥まで4か所あって、合計で7台位が停められます。

初心者や年配の方には人気の山なので、車で行く場合は早着必須ですね。

どうしても空いて無かった場合は、つるつる温泉近くの日の出山登山口バス停の所に停められます。

でも、戻るように車道歩きをしなければなりませんけどね。

バスを利用する場合

JR五日市線の武蔵五日市駅から、つるつる温泉行に乗り、白岩の滝入口で降りて歩きます。

トイレ

1番奥の駐車スペースには、ボットンだけどトイレットペーパー付のトイレがあります。

中は暗いので天気が悪い日は、ヘッドランプがあった方が良いかもです。

登山道

かなり奥まで沢沿いの道を歩き、白岩の滝の他にも小さい滝がいくつかあるので、涼やかな音を聞き

ながら歩けて癒されます。

沢に降りられるところも何ヵ所かあり、夏は冷たい水に入って楽むことも出来ますよ。

YouTube動画は、山頂直下の急登から始まります。

  日の出町麻生山山頂

麻生山へは白岩の滝遊歩道から

下の絵地図の現在地とトイレは、100mも離れて無いと思います。

地図の所にも、小さめの車なら1台停めらるスペースがありますが、地図は多くの人が写真を撮る場

所なので邪魔にならないように停めましょう。

奥まで沢沿いの道

不動の滝

歩き出して直ぐの所に『不動橋』があります。

登山道は右へ続きますが、橋を渡って直ぐに右へ進むと、不動の滝の滝つぼに降りられますよ。

不動の滝

ココで写真を撮る時は、足元に十分気をつけてくださいね。

熊の目撃情報がある山なので、熊鈴を鳴らしながら歩くことを、おすすめします。

う回路のお知らせ

初心者はう回路へ

もう何年も前なのですが、台風で登山道が崩落しました。

当時は通行止めになりましたが、う回路を整備して通れるようになったのです。

初心者の方は、う回路を使うと良いでしょう。

この情報は、2024年4月17日に行ったときのものです。

う回路は破線コース

地図では、破線コースになっているので、ルート外れの警告がなります。^^;

そして、う回路へ入ってしまうと沢沿いの道では無くなり、白岩の滝も見ることが出来ません。

崩落している場所は白岩の滝より先なので、滝を見てからう回路まで戻るのも良いですね。

白岩の滝

登山道崩落現場

私達は破線コースに慣れているので、う回路を使わずに進んでみました。

崩落していたのは、滝を過ぎて直ぐのところでした。(2024年4月17日現在)

     私は黄色い線の所を歩きました
中央しかロープで留めて無い丸太の上を歩いたらどうなるか・・・目に見えてますよねw

高さは無く危険ってほどでも無い

主人は渡してある棒に登りましたが、ロープで留めてあるのは1か所だけ。

落ちるのは、火を見るより早いですよね。(^0^)

私は、下へ降りて歩いて向こう側へ登りました。

上り下りも、苦労する事は無かったのですが、こういう道の経験が無い人には、怖いかもですね。

慎重に慎重に歩くか、怖かったらう回路へ戻ってください。

 

沢沿いの道を進む

登山道が始まってから、ずっと沢の音を聞きながら気持ち良く歩けます。

1度林道へ上がりますが、その先も沢沿いの道が続きますよ。

登山道は、林道を渡った前方へ続きますが、林道を左へ進んだ方からも山頂を目指せます。

そちらの道へ私は行った事が無いので、詳しいことは分かりません。

歩いた人の登山情報では、急な梯子が有ると書いてあったので、道の傾斜もキツイかもですね。

湧水がある

沢沿いの道を進んで行くと、登山道が水っぽくなってる場所があります。

そこを過ぎると直ぐ、右側に湧水があるので、火照った顔や首を冷やして休憩できます。

綺麗に見える湧き水(平井川の源流)

湧水について

以前は、湧水が有ると飲んだり顔や頭を洗って「気持ち良い~~」とやっていました。

しかし近年は、『生の水を飲まないこと。顔や頭に水を浸けないこと。濡らすのは手だけに

YAMAPや登山ガイドなど山関係のプロが、注意喚起を発しています。

生水がダメな理由

狐が持っていると言う、病原菌のエキノコックスは有名ですね。

また上流に山小屋があったら、水は汚いと昔から言われていました。

その他の色々な細菌により、入院患者も増えているという事で、現在は止めるように言われています

なので湧水を楽しむ場合は手を洗う位にして、念のため食事前には消毒や除菌が出来るウェットティ

ッシュで手を拭く事をおすすめします。

 

沢沿いの道は終わり

湧水を過ぎると、広い樹林帯の斜面になり、この先は樹林帯の登山道になります。

登山道は行ってから、最初に展望が良い場所が麻生平です。

麻生平

上に開けて見える所が、麻生平です。

ベンチが有って休憩ポイントになっています。

キャンプが出来そうなほどに広いですよ。(^^)

上は、麻生平
麻生平からの眺め

展望を楽しもう!

2024年4月17日に行った時、桜が帯状に広がってて綺麗でした。

左上に見えるのは日の出山で、肉眼では山頂の東屋まで見えます。

また日の出山へ続く山並みには、つるつる温泉近くから日の出山への登山道があります。

 

麻生山山頂へ

麻生平から山頂までは直ぐですが、傾斜は急にキツクなります。

ここだけは、頑張りましょう!

       麻生平からの登り

山頂直下の急登

麻生平から根っこ道の急な所を登った後は、少し急なトラバースの道を歩きます。

そして道標がある分岐の所から、真っ直ぐ登れば近いんだけど、かなりな急登です。

途中で足を滑らせてしまうほどの、急な道ですから。

麻生山への直登の道

急登は危険

何度も登っている麻生山ですが、この急登だけは私も怖いと感じます。

冬など草が枯れている時は足元が見えますが、春からは写真のように道が見え難いからです。

傾斜が急過ぎて足が滑るだけでは無く、所々に岩が出っ張っている所もあるから、躓いたら転ぶこと

は避けられません。

私も2回ほど、転んで危なかった経験があります。

巻き道もある

山頂直下の分岐から、さらに日の出山方向へ進む道があります。

そちらの道は、分岐まで平坦になっているので、初心者は急登を無理に登らないでください。

細いトラバース道を過ぎると広い場所に出て、右に進めば日の出山で左に登れば麻生山山頂です。

こちらの登りは、根っこ道ですが危険はありません。

 

麻生山山頂に到着

山頂表記の標高は794mなのですが、裏側には誰かの手書きで『△800』と書かれています

標高が表示される地図や時計などで、800mと表示されたのかも知れませんね。(確認無し)

山頂は、180度の大パノラマですよ。

 

この後ろには手書きで△800と書かれています

麻生山山頂からの眺め

この日は生憎、霞んでて遠くまでは見えなかったけど、雨の後や冬の空気が澄んでいる時は、綺麗に

遠くまで見れて良いですよ。

山頂には、丸太のベンチで5か所ほど座れるスペースがあります。

日当たりが良くて眺めも良いので、ここでのんびりする事を目的に来てた人もいました。

 180度の大パノラマ

下山道はトラバースのコース

この道は最初の崩落した個所と同じく、台風で崩落して暫らくは通行止めになっていました。

ですが綺麗に修復されて、歩けるようになったのです。

緩やかな巻き道

この道を進むと、麻生山へ直登の道がある分岐に出ます。

楽々な道を選ぶか最短距離を選ぶかは、自分の体力と技量を考えて決めてください。(^^)

でも、初心者には巻き道がおすすめですよ。

          直進したら日の出山
       修復された道
右上が麻生山

う回路へ

登りでは崩落した道を歩きましたが、う回路はどうなっているか見たくて、下山で使ってみました。

地図上では、破線になっているコースです。

黄色い線の右へ進むと、登りで使った沢沿いの道で、う回路表示がある場所に出ます。

右へ行けば沢沿いの道

記憶が曖昧だった

ココへ着いた時は少し悩み、地図を見て確認しました。

というのも、以前に来た時は右へ降りたという記憶があったからです。

でも地図では、ここを降りてしまうと崩落した場所を通過する事になりそうだったので、今回

は左の道へ進んでしまいました。

でも後から思い返すと、登る時に『う回してください』と書いてあった場所を通過していません。

う回路は、右へ進むのが正解でした。

 

破線コースは少し危険

左へ進んだ道は、破線コースです。

途中から傾斜が急になり、軽く九十九に降りて行く道では、ほう葉が敷き詰められ落ちていて何度も足が滑りました。

また危険個所もあったので、初心者に破線コースはおすすめできません。

もし使う場合は、十分に注意して歩いてください。

でも、出口は駐車スペースのトイレの真横だったので、下山して車までわずか2秒でした(^^)

 

麻生山は初心者におすすめ

前回、麻生山へ行ったのは2021年の11月28日でした。

アメブロの記事を見るまで、すっかり忘れていてもっと前に行ったように感じていました。

その時の記事は『気まぐれウサギの独り言』に書いてあります。

アメブロの方は、登山の思い出として書いているだけなんですよ。

だから文字の書き方や写真が雑で、恥ずかしいですけどね。

でも、なんでこんなに記憶に残って無いんだろう???

何度も行ってる麻生山

もう何回も行ってる山だから、無意識で話しながら歩いてて山の事は覚えて無いのかなぁ?

という位に、楽に歩けちゃう山と言う訳です。^^

電車で麻生山だけだとちょっと不便だけど、キツイのは山頂直下の急登だけ。

だから、初心者さんにもおすすめの山なんです。

電車を使ったおすすめコース

電車を使う場合は、JR五日市線に乗って武蔵五日市駅から、つるつる温泉行きのバスに乗り、白岩の

滝入り口でバスを降ります。

麻生山へ登ったあとは、今回私が下山に使った道を歩いて日の出山へ向かうコースです。

距離が長くなるので、体力の有る方へのおすすめになりますけど。

日の出山~御岳山へ、そしてケーブルで下山して、バスに乗ってJR青梅線の御嶽駅で出る。

これなら、バスの本数も多いしガッツリ歩けます。

帰りの温泉

青梅へ抜けてしまうと、温泉はJR青梅線の河辺駅で降りるまでありません。

河辺駅前のビルには『梅の湯』という温泉があり、登山者の多くが寄っています。

車で行った方は、登山口近くの『つるつる温泉』がお薦めですよ。

ただ日の出山へ登った人の多くが、つるつる温泉へ下山して来るので13時を過ぎると激混みになる

事は覚悟しておいてください。(^_^;)

そして温泉の入り口から、武蔵五日市駅行のバスに乗ることが出来ます。

 

その他おすすめの山

カテゴリーの中に『おすすめの山』というのがあります。

私が登った山々をご紹介しているので、登山の参考にしてみてください。

 

 

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