フリーズドライ製品は、荷物を軽くしたい登山には、とても便利なものです。
山ご飯と言えば、カップラーメンやインスタントの袋めん、おにぎりに菓子パン。
ですが、それだけじゃ飽きてしまいますよね。
しっかりお料理を作るには、どうしても荷物が重くなってしまいます。
そこで今回は、フリーズドライ製品に注目してみました。
メリットやデメリットから、お勧めまでご紹介するので、最後までご覧ください。
フリーズドライ製品のメリット
1,軽量で持ち運び易い
2,お湯や水で戻すだけで簡単に食べられる
3,生では痛みやすい野菜などもある
4,登山中に不足しがちな栄養を摂ることが出来る
5,温かい食事なので体が温まる
6,『食事をした』という満足感が味わえる
7,保冷剤・保冷バックが無くても持って行かれる
8,保存が利く
お湯さえあれば作れるドライご飯
お湯を水筒で持って行く、山でお湯だけ沸かす。
こんな簡単なことで、マンネリしがちなお昼ご飯も、色々な温かい物を食べられるというのです。
今までフリーズドライを食べた事が無い人は、この機会に試してみてはいかがでしょうか ^^
フリーズドライ製品のデメリット
1,価格が高い
2,物によっては、崩れないようにトレーが使われていて、ゴミになる。
3,味や食感が劣っているものもある。
何にでもデメリットはある
デメリットが無い完璧なものは、存在しないのでは??と考えます
でも工夫次第では、デメリットを減らすことは可能なんです。
フリーズドライのデメリットを減らす工夫
価格が高い
これはネットなどでまとめ買いをすると、1個1個購入するより安く買えることがあります。
スーパーの特売日などに、消費期限を見ながらまとめて買うとか。
食べる日が決まっていたら、消費期限が短くて〇%引きなどで売っているものを買うなど。
買い方を工夫をすると良いと思います。
ゴミが多くなる
1つ1つ個包装になっているんし、崩れないようにトレーが使われていることもあります。
登山では、ゴミを減らすと共に、持ち物は少しでも軽量化したいところですね。
なので私が行っているのは、小さなシールパックに中身だけを移し替えて持って行くことです。
シールパックだと、飲み残しやわずかに残った食品ゴミなどを、ニオイや汁が漏れる事無く持ち
帰ることが出来るから、一石二鳥で良いんですよ。^^
味や食感が劣っている
これに関しては、好みが大きく関わることですね。
そこで初めて食べるものは、味の想像ができるものを選べば、期待外れ感を減らすことが出来ます
また山へ持って行ってから口に合わない、では困るので自宅での試食をおすすめします。
フリーズドライは味が薄め?
味が薄い・濃いが分かったら、お湯の調節や調味料を追加するなど、対応すると良いですね。
私はテント泊で、アルファ米の白ご飯を持って行く時は、ふりかけも持って行きます。
逆に味の濃いご飯の時は、少しだけお湯を入れて袋をゆすり、お湯を出してから規定量のお湯を入れ
て作ることもあります。
アルファー米
白飯には、大盛や小盛などありますが、味付けご飯は普通量しか無いんです。
これにういては、自宅で試食することで、自分に合う量が分かりますね。
小食の人は、自宅で少し中身を抜いて持って行く、というのも良いでしょう。
作ってしまって食べきれなかった、となると重いゴミを持ち帰る事になり大変ですからね。^^
メーカーによって味が違う
これは当然のことですが、ただの白飯でも大きな違いがあります。
なので、やっぱり自宅で試食することを、おすすめします。
テント泊で疲れている時に、不味くて食べられなかった経験がありますから。ーー;
フリーズドライを食べるために必要な物
アルファー米は、水でも作れるのをご存じですか?
お湯なら15分で水なら60分かかってしまいますが、到着時間を逆算して先に水を入れておけば
着いて直ぐに食べる事が出来ると言う訳です。
縦走登山をする時などは、特にパンやお菓子系ばかりだと飽きてしまいます。
ご飯が食べたいんだけど、休憩時間に15分の街時間は長すぎるので、このように前もって水を入れ
て作る人も多いですよ。(温かさは無いですけどね^^;)
お湯を沸かすもの
フリーズドライもアルファー米も、お湯を使います。
だから、お湯を沸かす道具として、鍋・ヤカン・ガス缶・ガスバーナーなどが必要です。
または山専ボトルなど、高温を長く保てるボトルがあれば、他の道具は不要で直ぐ作れます。
カトラリーや器
ご飯類はパックの中にスプーンも入っているし、食器は必要ありません。
でも、味噌汁やスープ類、おかず類は、耐熱カップや器になる物が必要です。
メラミン食器なら、軽いので登山でも苦になりません。
マグカップは、単一のステンレスだと直ぐに冷めてしまいます。、
なので、保温力があるものを選ぶ方が良いですよ。
寒い時に温かい物が飲みたいのに、作っても数分で冷めてしまったら悲しいですからね。^^
フリーズドライ製品のメーカー
尾西食品
主に、ご飯類を扱っているメーカーです。
尾西食品は、おにぎりなども入れると21種類もあるので、飽きることも無いでしょう。
これらは『フリーズドライ』と似てるけど『アルファ米』というものです。
素材の構造を崩す事無く乾燥させているので、ご飯のもっちり感などがそのまま楽しめます。
アマノフーズ
アマノフーズでは、お味噌汁・雑炊・にゅうめん・丼の具・カレーなどが揃っています。
お味噌汁は、通販専用で扱っている出汁にこだわった『金のだし』シリーズや減塩味噌汁もあり
にゅうめんは、優しい味で疲れた体や胃にもすんなり受け入れられます。
またパン食の時に、スープ代わりにしても良く合いますよ。
そして具材は、ドライフードとは思えないリアルな美味しさです。
永谷園
お茶漬けやお味噌汁が有名だけど、非常食としてフリーズドライのご飯も4種類が出ています。
特徴的なのは、7年という長期保存が可能な事。
さらに水やお湯が無くても、そのままスナック菓子のように食べられること。
お湯なら3分、水でも5分という短時間で、食べられるという速さです。
そのまま食べれれるのは◎
行動食として食べられるのは、軽いししっかりエネルギー補給が出来て良いですね。
お米は、国産のうるち米を使用しているので、普段食べているご飯と変わりない美味しさが楽し
めますよ。
サタケ
ご飯物が多いフリーズドライやアルファ米ですが、こちらサタケさんではパスタが3種類出て
います。
もちろん、アルファ米もありますよ。
ご飯やラーメンに飽きた時には、ちょっと変わったパスタも良いですね。
食品アレルギーがある人へ
アレルギーで、一般的な物が食べられない人にも、美味しいご飯やカレー・ぜんざいも出ています
アレルギー対策非常食セット アレルギー対策ご飯セット アレルギー対策ぜんざい
まとめ買いで送料無料に。
森永製菓
食事では無いのですが、フリーズドライの甘酒とお汁粉もあります。
甘酒は『飲む点滴』と言われるくらい栄養のある飲み物です。
たんぱく質の合成や、脂質の代謝に使われるビタミン類。
エネルギー源のブドウ糖、必須アミノ酸や食物繊維なども含まれています。
だから疲れた体には、とても良い飲み物で登山向きなんですよ。^^
お汁粉も豆類なのでビタミンや食物繊維が豊富で、たんぱく質も含まれています。
フリーズドライは登山に◎
登山中ご飯は、温かい物を食べると疲れが取れて、ホッと出来ます。
また菓子パンやカップラーメンでは、摂取出来ない栄養なども取れるのが、フリーズドライの良いと
ころですね。
山で食べるご飯は大切
筋肉疲労の回復を早めたり、気分的な疲れも取れたり。
山で食べるご飯は、登山のパフォーマンスに大きく影響します。
普段は、菓子パンやおにぎりで済ませている人も、時間に余裕があるコースの時は、ドライ製品
やアルファ米、甘酒などを、ぜひ試して頂きたいです。
『山で温かいご飯が食べたい』という記事で、クッカーやバーナーなどもご紹介しているので
参考にして頂きたいです。
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