登山靴の快適さは、インソールがカギを握っています。
あなたは、どうしていますか? 初めから入っていたものを使っていますか?
登山は歩くスポーツであるため、足への負担が大きいですよね。
だからこそ、インソールもしっかり選ぶことが重要なのですよ。
今回は、インソールを選ぶ理由や選び方・おすすめ商品を詳しく解説するので、参考にしてください
自分に合ったインソールに替える理由
登山靴の標準インソールは、一般的な足に合わせたもので、個人の足型は考えられていません。
だから、個々の足の形状や歩き方には、合っていない場合が多いんです。
なので、自分の足に合ったインソールを選ばなければ、疲労度が増してしまう事も多いんですよ。
「この登山靴は快適に歩けるって言われて買ったのに・・・」
こんな方は、自分に合ったインソールに替えてましょう。
インソールを替えるだけで、同じ登山靴なのに「こんなに履き心地が変わるんだ!」とビックリする
と思います。^^
自分の足の形やアーチを知る
登山靴の快適さをアップするには、インソールを変えると言いました。
でも、それにはまず自分に合った、適切なインソールを選ぶ必要がありますね。
その為に、自分の足の形状やアーチの高さを理解する事が、必要不可欠なんです
と言うことで、自分の足の形状やアーチの高さを計測する方法、を知ることからはじめましょう。
アーチチェック方法
用意するもの
紙。A4サイズなど足全体が乗る大きさ。
ペン。軽く動かしても書ける、ジェルボールペンやマジックが良いですね。
定規。印をつけた後に計ります。
手順
1,床に紙を敷く:平らに敷きましょう。
2,足を乗せる:紙の上に素足で立ち、足の裏全体をしっかりと紙につけます。
この時、足首を真っすぐにしてつま先を正面に向けるのがポイントです。
3,足の長さを計る:人差し指の位置と、かかとの位置にペンで横線を引きます。
計算する
人差し指の位置につけた線から、かかとの位置につけた線までを直線で測ります。(足の長さ)
計算式は、以下のとおりです
アーチ指数=足の長さ÷床から印をつけたくるぶしまでの高さ
結果を見る
正常なアーチ指数は、6.7407となっているので、算出した数値と比較してみてください。
数値が大きい場合は、偏平足気味ということで、数値が小さい場合は、ハイアーチ気味ということです
※参照 『接骨院 がく』さんホームページより
インソールの選び方
自分の足に合ったインソールを選ぶ際は、以下のポイントを考慮しましょう
a。O脚の人は、踵の外側が高くなっているものを選びましょう。
外側が高いことで、膝が外側へ開くことを抑えられます。
b。X脚の人は、内側が高くなっているインソールが良いですね。
内側を高くすることで、膝が寄ってしまうのを防げます。
c。ハイアーチの人は、アーチ部分が高くなっていて、クッション性のあるものを選びましょう。
長く歩いていると、誰でもアーチが下がってきて疲れます。

O脚でハイアーチ用
上の画像は私のインソールですが、O脚なので外側が高くなっている物です。
私は、O脚だけでなくハイアーチでもあるんですよ。
なので、アーチ部分にクッション性があり、高くなっているものを使っているます。

人る素材は硬く無いものを
アーチの材質は、クッション性があって硬くないものがおすすめです。
登山中に、足裏がヒリヒリ痛くなった経験はありませんか?
それは、足底腱膜炎という症状です。
アーチが高い人は、足底腱膜炎になりやすいと言われています。
なので、インソールの素材は、硬くなくてクッション性のあるものが、良いのです。
おすすめのインソール
インソールを選ぶ際の重要ポイントは、『サイズや靴の形に合わせてカット出来るかどうか』です。
それは、どんなに優れたインソールでも、靴にフィットしないと中でヨレたり折れたりします。
だから、自分の靴に合わせて調節できるインソールを選ぶことが、必要なのです。
快適な歩行と効果的なサポートを得るための、カギと言う訳なのです。
TENTIAL
プロのアスリートも使用するメーカー『TENTIAL』です。
このインソールは、アーチサポートと衝撃吸収機能が優れています。
更に、反発性もあるので、足の沈み込みを防ぎます。
Rela Kino
理学療法士が監修したスポーツ用インソールです。
軽量でありながら、4層構造の衝撃吸収材を使用しています。
更に、アーチ部分と踵に優れたクッション性があり、登山中の足の疲れや痛みを軽減します。
O脚用
踵の外側が高く、アーチをサポートするクッション性のあるインソールです。
長時間の歩行でも疲れにくく、膝の負担を軽減します。
リフリーラ X脚用
大阪市立大学にて、臨床試験実施済のインソールです。
踵の内側が厚くなっており、アーチを支えながら重心を安定させます。
なので、着地時の歩行バランスを改善し、膝への負担を軽減します。
更に、優れた耐圧分散性があります。
なので、膝だけでなく腰への負担も軽減するので、歩行時の疲れをサポートします。
4Dスポンジインソール
足裏の各部に4Dスポンジのクッション性を持たせてあります。
なので、足の疲れや不快感を軽減します。
通気性も良く弾力がある設計なので、快適な歩行をサポートします。
まとめ
登山靴の快適さは、インソールで決まってしまうと言っても過言ではありません。
だからこそ、自分に合ったインソールの選択が重要なのです。
そんな理由から、登山靴を購入する際には、一緒にインソールも購入することをおすすめします。
自分に合ったイオンソールを選ぶことで、登山靴がより快適な履き心地になる、という訳だから。
そして、インソールは2年ごとに交換することが推奨されています
2年?と思われるかも知れませんね。
その理由は、登山は長時間歩く事が多く、インソールに掛かる負担も大きいからです。
自分の足にあったスポーツ用のインソールを使うことで、より快適な登山を楽しみましょう。
『登山靴選び』は←こちらの記事をご覧ください。