2018年、登山8年目の記録。登山に目覚めた息子と共に

岩の山 五竜へ 登山記録
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2018年、登山8年目の記録です。

登山に目覚めたのか、自分から「今日は山へ行く?」と聞くようになった息子。

なのでこの1年間も、息子中心の登山を続けていました。

でも、リハビリ登山ばかりでは、私のストレスが溜まっちゃいます。^^;

だから8月と9月は、息子を置いて主人と2人、小屋泊で出かける事にしました。

1年を通して超低山が多かったですが、週1登山を続けられたことは、良かったと思っています。

では、登山8年目の記録をご覧ください。

 

1月=2座

  2日 埼玉県 龍崖山(りゅうがいさん)246m

 14日 東京都あきる野市 網代城山 331m

 

2月=1座

   18日 埼玉県奥武蔵遊歩道 高麗峠 177m

 

3月=2座

   11日 埼玉県 燧山(ひうちやま)233m

 25日 東京都西多摩 日の出山 902m

 

4月=3座

      1日 神奈川県 陣馬山 一の尾根コース 857m

 22日 東京都 鷹ノ巣山 避難小屋まで。

               奥集落から登り、急登で息子がバテバテになり、山頂まで行かれませんでした

 29日 東京都 景信山 727m ~ 城山 670m

 

5月=4座

 13日 東京都 刈寄山 687.1m

 20日 神奈川県 金時山 1212m

 27日 長野県 水の塔山 2202m 東篭ノ塔山 2228m

     ここを息子が、文句も言わず歩けたことには、少し驚きました。^^

 

6月=4座

  3日 埼玉県 柏木山 303m

 17日 神奈川県 日連アルプス

 24日 東京都青梅市 高水山 759m ~ 岩茸石山 793m

 

7月=3座

  1日 山梨県 横尾山 1818m タイヤがパンクした!

     駐車場までの悪路でパンク。

              到着した時に私と主人は知っていたけど、息子には内緒にして歩きました。^^;

     下山してからのパンク修理(今はタイヤ交換じゃ無い!)が大変でした 

  8日 埼玉県 多峯主山 息子と2人で。

 22日 東京都奥多摩町 大岳山 1266.4m 大ダワからピストン

 

8月=2座 小屋泊1 テント泊1

  5日 山梨県 乾徳山 2031m

     しばらく息子に付き合っていたので、夏休みに向けてトレーニングに行きました。

     岩登りの出来る、山だからです。

     帰りは、登って来た道を戻ったので、楽しかったぁ。w

鎖場での注意

鎖を持たないと、どうしても登れない。または、鎖を持たないと安全が保てない。

そんな場合以外は、持たない方が安定して登れます

もし鎖を持つ場合でも、両手で持ってはダメ

なぜなら、岩に着いてる足を軸にして、体が左右に振られてしまうからです。

身体が振られると、岩に叩きつけられてしまう、ということも起こるから。

乾徳山の鎖場は、両手両足を使う三点確保(三点支持)を守れば、特に問題は無い岩場です。

鎖は有るけど手がかり足掛かりがしっかり有るから
全く難しくは無かったよ
ほぼ垂直の壁だけど、ここもしっかり掴めるから簡単だった
ココは岩の隙間に靴が挟まって登り難かった
     山頂では余裕の顔の2人

唐松頂上山荘へ

12日~14日 北アルプス 五竜岳 2814m 

  唐松頂上山荘=テント泊、五竜山荘=小屋泊(雷雨のため)

  車中泊による寝不足で体が重く、唐松岳に登る体力が無くなりました。^^;

  途中の道が崩落のため、上りと下りが譲り合いでタイムロスもありました。

ガスが濃いから余計に怖かった。狭いから声を掛け合って交替に歩きました

1日目のテント場到着

5時間歩いて12時に唐松頂上山荘に着きました。(意外と時間が短かったです)

人気の山だからテント場は既にギッシリ! なんとか隙間を見つけて張ることが出来ました。

写真左のテントの中に我が家もあります。かなり下までビッシリ!!

唐松頂上山荘テント場

このテント場には、トイレも水場もありません。

そのため、その都度この斜面を登って、小屋へ行かなければならないのです。

急だったからゆっくり歩いたけど、往復で20分位もかかりましたよぉ。ww

登頂を諦める

辺りはガスに覆われて、直ぐ近くの唐松岳や小屋さえも良く見えない状態でした。

そして、小屋までの往復だけで疲れちゃったくらいなので、唐松岳に登るのは諦めました。

ガスは、17時過ぎにやっと晴れてきたけど、もう無理ですからね。

でも、小屋が良く見えるようになったら、余計に遠く感じました。^^;

もう2度と、このテン場には来ない!って思っちゃった。(^0^)

夜から雨

19時過ぎから雷雨になりました。

18時には寝ていたけど、風雨が強くて何度も目が覚めてしまったほど。

前日も、2時間くらいしか寝て無いのに。><;

雨の中のテント撤収は大変

主人と話して「雨が止んだタイミングでテントを撤収しよう」と決めました。

ウトウトしながらその時を待って、タイミングを逃さないように、急いでテントを撤収しましたよ。

そして、小屋まで上がってから朝食を食べました。

テントを、タオルで拭く余裕さえも無かったですね。

濡れたテントは重いんですよ、持つのは主人だけど。^^;

すごく寒かった

8月なのに、ソフトシェルとレインウェアを着てても、寒かったです。

なので、小屋で温かいココアを買って飲みました。直ぐに冷めちゃったけど。^^

テント場の方はガスで何も見えない!

五竜山荘へ行かれるのか?

雨は、それほど強くは無かったけど、降り続いていました。

小屋泊まりの人もテントの人も集まって来て、先へ進むか下山するかを検討していました。

そしたら小屋番さんが出て来て、私たちの質問に答えてくれたのです。

「牛首の鎖場の一部がちょっと危険だけど、この位の天候なら慎重に進めば大丈夫ですよ。」

「ただし、ちょっとでもダメだと思ったら、引き返してきてくださいね」って言ってました。

今回のコースで1番の難所である牛首の鎖場は、上級者向けだと注意書きがある場所です。

でも、下山しようか悩んでいた私達も、これを聞いて五竜山荘へ向かう事にしました。

五竜山荘へ

唐松頂上山荘を出て直ぐに、険しい岩場『牛首の鎖場』です。

もう1度言いますが、ここは上級者向きコースですからね。

岩場経験がかなりある、私や主人でも慎重に歩かなければなりませんでした。

と言うのは、とても狭い登山道なのに、向かい側から来る人とすれ違いがあるからです。

下の写真は、まだ小屋に近い所ですよ。

こういう傾斜がキツイ岩場は特に、後ろ向きで降りて行きます。(三点確保するため)

  濡れてる岩場は危険度が増します!
  霧雨が降る中、視界も悪くて慎重に歩いた

濡れてる岩は滑りやすい

とても広い所ですが、斜度はかなりあるし、塗れているので滑らないように緊張しました。

しっかり掴まれるから、見る程は怖く無かった
   こういう岩が少ない所は怖かったぁ

それでも広い所だと、主人に「写真撮ってぇ」ってピースする余裕もあって、楽しかったですよぉ。

狭い登山道ですれ違い

蟹の横ばいみたいに狭い所もあって、前から来る人と擦れ違う時が1番怖かったです。

体が岩にくっ付く位にして、鎖をしっかり握りしめていました。

でも、もし踏み外したら、ザックの重さが10㎏超えだから、とても腕だけでは支えられません。

そして、ザックが邪魔になるので、横向きになる必要もありました。

お互いに声を掛け合って、どこならすれ違えるか伝えて、協力しながら通過しました。

約1時間で抜けた

すれ違いで時間が掛かったというのもあるけど、約1時間かかって牛首の鎖場を抜けました。

岩場を抜けるとすごく広い稜線だったけど、真っ白でな~ンにも見えずでしたね。^^;

大黒岳を通過、と言ってもケルンが有るだけの所ですけど。

カーブしてる細尾根もありましたが、ガスっているから何も見えず、怖さも半減でした。

五竜山荘に到着

6時40分に唐松山荘を出て10時16分に五竜山荘に着きました。早っ!

ここのテント場は、30張りくらいしか出来ない場所です。

なので、主人が受付をしている内に、小屋に1番近い場所を取って待っていました。

下の写真を撮っている場所です。

唐松山荘とは大違い!って喜んでいたけど・・・

激しい雷雨になった

待ってる間に、雨が降り出してしまいました。

雨が止むのを待つか、急いで張るかと話している内に、雨は強くなり雷まで鳴り出したのです。

なので、急いで小屋前へ避難して椅子に座っていました。

雷雲が抜けない!

『今は雷雲が渦巻いて上空にあるので出発しないでください。11:30頃には抜ける予報です。』

って小屋番さんが言いましたが、11時を過ぎても止む気配がありませんでした。

気温が急降下

屋根の下は人がギューギューで、私は屋根の無い所に濡れながら座っていました。

そしたら、歯がガチガチ鳴る程に体が冷えてしまったのです。

8月の日中ですよ! 小屋に避難して直ぐ、フリースを着こんでいたんですよ!

そんな私を見ていた主人が、低体温症になったら大変だから小屋泊にしようと言ってくれました。

多くの人が小屋泊に

下山のゴンドラに間に合わないからと、数名は出発して行きました。

でも、テント泊予定だった人も、みんな小屋泊に切り替えて中へ入って行きました。

なので、受付はすごく混雑していましたが、宿泊予約が少なかったので、泊まれて良かったです。

その混雑ぶりから、「布団1枚に2人で寝てください」と言われたほどです。

でも、その後からは人があまり来なかったので、1枚の布団に寝ることが出来ましたよ。

テント場が満杯

雨は15時過ぎまで降り続き、止んだ時に外へ出て見ました。

すると、テントがビッシリ張ってあってあったんですよ。

でも風がすごく強くて、テントが飛びそうなほどに揺さぶられていました。

それを見て、小屋泊にして良かったぁって思いましたね。

パニック発作が!

2日連続の寝不足から20時前には眠れたけど、4時に目が覚めた時、息が苦しくてヤバイ!!

疲れと人の多さで、パニック発作を起こしたようでしたが、頓服を飲んで少ししたら落ち着きました

いよいよ五竜岳へ

6時過ぎ、ザックとストックを小屋の外にデポして、ガスガスの中を五竜岳へ向かって出発~!

小屋を出て少し歩くと、下の写真のとおり岩登りです。

    登り初め
    中盤
     稜線

上の方へ行くほどガスが濃くて、周りは何も見えませんでした。

素晴らしい眺めなんですよ、五竜岳の山頂は。五竜岳はリベンジしたいですね。

五竜岳山頂

下山を始めたらガスが切れて、小屋や周りの山々が見えるようになってきました。

『登山あるある』ですねぇ。

   五竜山荘と前日に歩いて来た山
      山頂は、まだガスの中

 

下山

唐松岳へは登れず、牛首の鎖場も五竜岳もガスの中。

心残りは多いけど、もう1泊する日程では無いので下山しました。

下山には、遠見尾根を使いました。

この尾根は、とても眺めが良かったですよ。

ただ、距離は長くてヘトヘトになりましたけどね。^^;

 

9月=4座 避難小屋泊1

 17日 東京都奥多摩町 惣岳山 1348.5m ~ 御前山 1405m ピストン

 23日~24日 長野県 岩菅山2295m~ 裏岩菅山 2341m 頂上避難小屋泊

岩菅山へ

ロープーウェイを使ったけど、山頂までは長く感じました。

と言うのは、山頂に非難小屋が有るのですが、水場が無いので歩荷する必要があったからです。

行きながらに飲むものとは別に、6ℓを持って行ったので、ザックの重さにバテバテでした。

帰りの飲み物分もあるから。でもその多くは、主人が持ってくれましたけどね。^^

天気が良かったのは、嬉しかったですね。

     あれが岩菅山
     登山道はガラ場でした^^;
  岩菅山山頂

10月=4座

  7日 長野県入笠山 1955m

 14日 埼玉県横瀬町 二子山 雌岳・雄岳どちらも882.7m

 21日 東京都日の出町 麻生山 794m

 28日 山梨県 笠取山を目指すも、笠取小屋までしか行かれなかった(息子がバテバテに)

 

11月=2座

 11日 長野県 御陵山(おみはかやま) 1822m

 18日 山梨県 大菩薩峠 1897m

 

12月=0座

12月は、仕事の忙しさからヘトヘトで、毎年登山が出来ない状態でした。

 

2018年を振り返って

息子に付き合って、ガッツリ登山が出来て無かったこの1年。

でも、夏休みには五竜へ行く事が出来たし、岩菅山へ小屋泊で行くことも出来ました。

私は、岩場を登るのが大好きだから、とっても楽しかったですよ。^^

今はもう、約13kgのザックを背負って、2泊3日なんて山旅は出来ないので、良い思い出です

他の登山記録については、右サイドバーのカテゴリーに入っています。

気になる山があるか『登山記録』を見てくださいね。

 

 

 

コメント

  1. Kei より:

    Harupyさん、こんにちは☆
    最近暑いんですけど、まだ高い山に登れる時期ではないですよね。
    ブランクがあいてしまったので、低山から慣らしていきたいと思います。まずは体重を落とさないと(笑)
    長野県の五竜岳なら白馬五竜ロープウェイとリフト経由で途中まで登った(歩いた)ことあります。頂上まで行くなら日帰りは厳しいでしょうかね。
    暑くても日照時間が長いので夏場は登山しやすいですが、雨の日も多く天候の変化も考えた荷物で行かないといけませんね。9月でも大雪山は雪が降って凍える寒さになったことがありました。

    • harupy より:

      こんにちは
      健脚さんなら日帰りも出来ると思いますが、かなりキツイかと思います。

      五竜山荘から山頂までは、それほど時間はかからないのですが、山荘までの道のりが長いですね。

      私は朝山頂へ登った後に、リフトの方へ下山しましたが、かなり疲れました

      他の方の投稿を見ると、この冬は高山の雪が少ないみたいです。

      連休の残雪期になれば、登山者も多くなりしっかりトレースも付くから、登れると思いますよ。

      私は数年前に、5月の連休で燕山荘へ行きましたが、初めて前爪のついたアイゼンを使って、初めて深い雪の上を歩きましたが、そんなに難しくも大きな体力を使う訳でも無く、登る事が出来ました。

      流石に雪上テントは寒いので、小屋泊にしましたけどね。

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