2023年登山の記録です。
前年11月に捻挫した足首、そして両手の関節リウマチと闘いながらも、登山を続けた1年でした。
辛かったけど、トレッキングポールを持たない、という登山スタイルに変更しリハビリを続けました
トレッキングポールを使うことで、どれほど楽に登山できるか、改めて実感しました。
山へ行った回数は少ないし、里山ばかりだけど、山の中を歩くだけで癒されました。
2023年登山の記録
前年の11月末に捻挫した左足首は、剥離骨折もしていました。
私の人生で、初めての捻挫と骨折ですが、ギプスはせずにコルセットで固定しました。
しかし7月頃までは痛みが強くて、コルセットを外せ無かったんです。
そのため、いつも履いているハイカット登山靴が履けません。
お山歩(さんぽ)用に買ってあった、ローカットのフニフニャ靴で、山歩きをしました。
2023年登山は阿須山から
埼玉県飯能市の阿須山 188m ハイキングコースです。
何も登山装備が無くても、お年寄りでも歩けるような、ちょっとした丘ですね。
ホームセンターの駐車場を通り抜けたら、左へ進むと右に入る道があります。
少しだけ登るけど、ほぼ平坦な道で、往復2時間弱の山歩(さんぽ)でした。
2月は楽に歩ける多峯主山へ
埼玉県にある多峯主山 271mは、カテゴリーおすすめで、詳しく解説しているので、参考にして頂きたいです。
『ヤマノススメ』で有名になったので、ご存じの方も多いかもですね。
この日、捻挫して以来はじめて、ローカット登山靴を履いて歩きました。
さらにザックも、捻挫して以来初めて背負ったんですよ。^^;
もう、ザックを背負って山頂に立つことは、出来ないんじゃ無いか?
そんな風に思っていたくらいに、弱気になっていたので嬉しかったです。
3月初めて見たミツマタの群生
神奈川県にある、ミツマタ群生地は、良く言われる桃源郷ではありません。
多くの登山者が、ネット上に綺麗な花をアップしていて、登山者じゃ無くて行かれるというので行って見ました。
私はすっと、桃源郷と言われている所だと思っていったのですが、ネットで見た写真と少し違うようにも感じたのです。
そして家に帰ってからSNSに投稿したら、そこは違うよって教えられました(笑)
4月は美の山と高麗峠へ
埼玉県にある美の山
標高は586.9mで、花の山と表現できる公園です。
山と書いてあって山頂表記もありますが、山にある公園と考える方が合ってますね(笑)
ここは斜面を利用して、紫陽花やツツジなど植えられているので、花の季節がおすすめです。

2023年登山時の様子
ツツジが斜面いっぱいに咲いていて、とっても綺麗でした。
写真には映っていませんが、アジサイの木も斜面に多くあったので、6月頃にも行きたいです。

奥武蔵周遊道路
埼玉県飯能市にある奥武蔵周遊道路は、周回するとムーミンバレーパーク・メッツァビレッジを通ります。


ゆっくり1周すると3時間くらいになって、良い運動が出来る周遊道路です。
5月My Mountainへ
埼玉県飯能市にある龍崖山は、何回行ったか忘れるほど行ってます。
ソロ登山は怖くて出来ない私ですが、この山は1人でも行かれるので、My Mountainなんです(笑)
コースタイムは2時間弱だけど、少しだけ急な所もあって楽しめます。
燧山の近くには展望台があって眺めは良いのですが、低山なのでさほど遠くまでは見る事が出来ません。
龍崖山も、展望は180度くらいでしょうか?

駐車場は2か所
龍崖山公園の上と下に、駐車場がありますが、トイレは公園の上だけです。
上の駐車場は少し狭いし、子供連れなども停めるので、広い下の駐車場がおすすめです。
6月柏木山と岩殿山へ
埼玉県飯能市にある柏木山は、全コースを制覇している、本当のMy Moutainです(笑)
ここも1人で行かれるので、主人より多く言ってるし詳しく知っています。
テーマパークのような山
昔は色々な手作りオブジェや道標があって、テーマパークのような山として有名だったのでした。
しかし地主さんや市と揉めて、装飾物のほとんどが撤去され、普通の静かな山に戻っています。
とても素敵だったのですが、作られた人たちがエスカレートしてしまい、自然破壊行為が見られるようになったのです。

コースは色々
地図で見て分かるように、複雑に広がったコースがあります。
ごく一般的なのは、茜台自然公園から真っ直ぐ奥へ入って山頂まで行くと言うコースです
帰りも同じ道を戻ってくれば、1時間半位のコースタイムで、距離は3kmくらいです。
柏木山は、山頂からの眺めがすっごく良いので、ぜひ晴れた日に行ってくださいね。

2023年登山時の岩殿の山
山梨県大月市にあり、お稚児落としで有名な岩殿山。
昔は、駅近くのお寺から登れたのですが、崩落があり通れなくなりました。
今は畑倉登山口のみとなっていて、駅からバスを使えば稚児落としの方から、岩殿山へ向かうことは出来ます。
しかし、そちらのコースは距離が長くなるので、体力のある人向けとなっています。
山頂は?
岩殿山の山頂は、下の画像で左側です。
多くの人の記憶に残っているであろう、右の写真は岩殿展望台なんですよ。(笑)
ザックのウエストベルト
両方の写真を見比べると、ウエストベルトの位置が違うことに、気が付きました。
右の写真は、まだ登山2~3年目で、背面調節の出来ないザックでした。
だからウエストの位置で、ベルトを締めちゃっていますが、本来の位置は左の写真なんです。
骨盤の出っ張りの上に乗せるんじゃなくて、骨盤をベルトで締めるような位置に合わせます。
そうすることで、重いザックを背負っても、骨盤で支えられるから、肩への負担が少ないのです。
右写真の位置だと、肩だけで無く内臓へも、負担がかかってしまいます(汗)


7月城山と入笠山
城山
東京都桧原村の、瀬音の湯という温泉の近くにあります。
リンクを開くと、保護されていないページと表示されますが、安全な公式ページなのでご安心ください。
近くに大きな無料駐車場がありますが、川遊びの人も使うので朝早く行かないと停められないことが多いです。
登山口にバス停があるので、バスを使う人には便利ですね。


城山の登山道
城山は、おすすめの山として別記事があります。
詳しく書いてあるので、こちらの記事城山を参考にして頂きたいです。
最初はキツイ登りですが、とにかくコースタイムが短くて、もう着いたの?って感じなので、頑張りましょう!
入笠山
長野県の富士見町と伊那市にまたがっている、標高1995mの山です
山岳カメラマンの三宅岳さんが拠点としている、マナスル山荘で今は名前が変わって、ヒュッテ入笠があります。
ゴンドラを使えば、駅から2kmで山頂に着いちゃいますよ。
もちろん、ちゃんと(笑)登山道もあります。


2023年登山のメインディッシュ
8月双子山へ
長野県佐久市にあり、標高2223.8mの山です。
日帰りも出来ますが、双子池があって朝日が当たるととても綺麗なので、テント泊もおすすめです。
この時は、大河原峠→天祥寺原・竜源橋方面→亀甲池→双子池→双子山と、周回コースを歩きました。




9月手の痛みが悪化
両手の関節リウマチに加え、両手首の尺骨突き上による痛みが悪化して、登山は無理!って思う日々でした。
それでも、やっぱり山が好き!登山が好き!なんです。
主人の仕事が休みの日には、山へ行きたい気持ちが高まりました。
浅間隠山
群馬県高崎市にある、1757mの山です
直ぐ近くに浅間山が、ド==ンッと見えるのですが、私が行った時には雲の中でした。
先月の双子山でストックを使ったら、手の痛みが悪化したので、ストックを持たない登山スタイル、に変更しました。


ストックが無い登山は
登山を始めて2年目から、ずっとストックを使っていました。
少しくらいの岩場では、持ったまま・・・と言うよりストックを使いながら登ってました。
だから持たないで歩くと、体がフラフラしてバランスが取れ無くて、すごく怖かったですね。
しかも段々と傾斜がキツくなってきたので、主人に腕を引っ張ってもらいながら歩きました(泣)


浅間山は見えず
はじめは晴れていたのに、山頂へ近づくにつれて雲が降りて来てしまいました。
なので、残念ながら浅間山は下の方しか見えなかったんです。リベンジしなきゃ。^^
雁田山
長野県小布施町にある、標高782.7mの山の、周回コースを歩きました。
この時はまだ、長野県へ移住するなんて、現実的に考えてはいませんでした(^^)
10月川の源流と城跡へ
平井川源流
東京都日の出町にある平井川源流は、つるつる温泉の近くにあります。
日の出山へ登るコースの途中に分岐があり、日の出山方面から離れて下ると、源流があり大きな記念碑が立っています。
でも、下山は舗装された林道歩きだったので、足が疲れるし面白く無かったです。(笑)
MyRoadの青梅丘陵ハイキングコース
東京都青梅市のJR青梅線駅裏側に、JR軍畑駅まで続いている、青梅丘陵ハイキングコースです。
登山を始める前から、何度も散歩をしていたMyRoadなんです(笑)
でも、辛垣城跡は行ったことが無かったので、行ってみました。
どこが城跡?というような、看板が立っていて広いとうだけの場所でしたけどね(笑)
この日は、私1人だったので不安もあったから、少し戻って二俣尾駅へ降りるコースを歩きました。
2023年登山も終わりに近づいた11月
ストックの無い登山にも、だいぶ慣れて来て、体力も戻ってきました。
なんと、死者も出ているという、上級者コースを歩けるまでになったのです。
そして魔の捻挫から、丸1年が経ちました。
大霧山(定峰峠から)
埼玉県秩父郡にある、標高766.6mの山です。
途中からは、堂平山の建物がハッキリ見えたり、山頂からの展望も良いです。
コースタイムは定峰峠からなら2時間もかかりません。
山頂直下は、かなり急でキツイですけどね(^^;)

山頂直下の短い岩場↓


赤ぼっこ
東京都青梅市にある、長渕山ハイキングコースで行かれます。
素晴らしい眺めと、山頂表記の足元にある、真っ黒クロスケが有名です。
私が行った時は、足元に少ししか無かったけど、その後すこしずつ数は増えているようです。

花の山、坪山
山梨県上野原市にある、標高1103mの山です。
坪山(登りは東コース)については、別記事があるので、ぜひ読んで頂きたいと思います。
西コースも、細尾根があったり岩々があったりと、少し危険なので初心者にはお勧めで来ません。
中級者レベルになってから、安全に楽しみましょう。
東コースは、過去に死の事故も起きている、上級者コースです。
登山慣れしている上級者でも、東コースを下山に使うのは危険なので、止めてください。

2023年登山の締めはキツかった
以前は居酒屋で働いていたので、年末は忙しくてクタクタ。
登山どころでは無かったんです。
でも、2023年は両手の痛みから、仕事を辞めたので12月まで、登山を続けることが出来ました。
大怒田山
東京都桧原村の大怒田山は、標高1054mです。
標高はさほど高く無いのですが、千足バス停から登ると、馬頭刈山との分岐までがすごく急な登りになっています。
予定では馬頭刈山へ行くはずだったのですが、このの登りで体力が無くなってしまいました。
分岐の所で、馬頭刈山と大岳山へ行くのでは、それぞれどの位の時間と体力が必要かを考えたのです。
さらに、登って来た道を下るには、急すぎて膝に痛みが出て苦しむことは、確実でした。
そこで、途中から下山することも出来る、への道を選んだのです。
その途中にあるのが、大怒田山という訳なんです。
結局、大岳山までは行かれず、途中から下山しました(^^;)


私と相性が悪い破風山
埼玉県皆野町にある、標高626.5mの破風山ショートコースで行きました。
過去に2回、違うコースで登りましたが、バテバテになって辛い思いをしています。(^^;)
だから今回は、ここなら大丈夫だろうと、最短コースを選んだのです。
標高は低いのですが、甘く見れないのが破風山なんですよね。
全くの初心者向きでは無い
このコースは、岩場や根っこの急な登り、また急な下りや岩場の下り。
さらには細尾根と、コースは短いけど危険個所が多いので、全くの初心者さんにはおすすめできません。






2023年登山は挑戦だった
2022年11月に、埼玉県の棒の峰から下山中、捻挫と剥離骨折という怪我をしました。
さらに2023年は両手の関節リウマチも発症し、酷い痛みと物が握れないという、厳しい試練に直面したのです。
しかし、私は山が大好きなんです!登山を辞めたくはありませんでした。
ストック無しの登山
前足とも言えるストックを使い始めたのは、登山を始めて2年目に入った時でした。
筋力が弱い私は、直ぐに太ももが攣ったり膝が痛くなっていたので、対策を色々調べたのです。
すると、ストックを前足として使うことで、負担が減って楽になることが分かりました。
それからは、ずっと4本足で歩いてた私は、前足を失うと重心が安定しなくてフラフラ。
すごく怖いと感じ、最初は主人に手を掴まってもらったり、下りでは肩を貸してもらっていました。
筋力が付いて来た
頼る物が無く、自分の筋力だけで歩くことを続けていると、フラ付きが無くなっていきました。
急な登りや下りも、安定して歩けるようになっていったのです。
流石に、長時間歩く時は、ストックを使ったけど、そのことが手の炎症を悪化させてしまったのです。
そして、両手の関節リウマチによる炎症も、少しずつ治まり腫れも引いて来たのですが、ストックを
持たない登山を続けました。