埼玉県の初心者向けの山をご紹介します。
秩父市・秩父郡皆野町・児玉郡神川町にある山で、標高は1037.7m。
『峯』という漢字は、峰・嶺もありますが、この山は『峯』が正式な漢字です。
アクセス
色々なコースがあるので、自分の行きたい登山口を探してくださいね。
公共交通
①秩父鉄道の秩父駅から西武観光バスの秩父吉田線を利用して、万年橋バス停で降りると登山口があ
ります。
②秩父鉄道の皆野駅から西立沢行の町営バスで西門平バス停で下車、徒歩約2時間
③JR高崎線の本庄駅から八高線丹荘駅経由神泉総合支所行バスで終点まで、冬桜宿神泉行神川町営バ
スに乗り換えて宇那室下車、徒歩約2時間30分
④西武秩父駅から秩父鉄道秩父駅経由で吉田元気村行バスで万年橋下車、徒歩約3時間30分(時間
は、山頂までの時間だと思います。w
マイカー
①男衾登山口駐車場 登山口まで約4.1km 10台くらい。
②石間交流学習館駐車場 中郷登山口前にあります。 登山口まで約3.3km
③今回私が使ったのは、石間川沿いにある林道を登って行き、大きな鳥居くぐって進んだ先の駐車場
で駐車場の名前は判りません。

コースタイム
表参道コースを歩くと、3時間25分です。
上の地図で突き当たった所にはキャンプ場があり、ここまで車で行く事も出来ます。
私が行った時は、まだ営業していなかったので駐車料金等は判りません。
ここから登れば、往復で1時間45分が短縮できちゃいますよ。
距離
私は天狗岩にも上ったし、城峯神社もウロウロしました。
なのでYAMAPには、その距離も含まれていて記録は、4.9kmとなっていました。
コース定数
YAMAPでは、コースの難易度を定数で表示されます。
計算式
1.8 x 標準コースタイム(h) + 0.3 x 歩行距離(km) + 10.0 x 上り累積標高(km)+ 0.6 x 下り累積標
高(km) という計算で出されます。
今回の私は、標準タイム3時間13分で算出されて、定数はふつう13と表示されました。
平均ペース
ゆっくり歩いたのですが、YAMAPに表示されたのは『やや速い 110~130%』でした。
なので、甘いコースタイム表示だと思われます。
休憩時間
城峯神社に何分いたのか見るのを忘れましたが、写真や動画を撮ってウロウロしていました。
山頂では、約1時間も写真や動画を撮ってのんびりとご飯を食べていました。
その他の場所では、写真を撮る時に止まっただけで休憩は取っていません。
駐車場からキャンプ場まで
歩いたのは、表参道コースです。
駐車場から少し車道を歩いたら、民家の間を抜けて山道に入ります。
樹林帯で薄暗くて少し急な道は、最近の強風のせいか落枝が多くて、とても歩き難かったです。
急登ほどでは無いけれど、地味にキツイ登りでした。
でも細い道は最初だけで、開けた・・・と言うと変かも知れませんが、窮屈感が無い樹林帯でした

道標が多い
要所要所にある道標も、とても細かく表示されています。
図も分かり易く書かれていて、親切だなと感じました。



自分の地図を確認する
地図のどこに道標や案内板があるかまで、記されているのは初めて見ましたよ。^^
ここは、地図の見方を覚えるチャンスです!

主人は、道標がある場所では、必ず紙地図を開きます。
こうやって見ることで、地図の中のどこに自分がいるかを確認出来ます。
そして周りを見渡すと、地図記号と木や道の様子が結びついて、地図読みに慣れることが出来ます
自分のペースを把握する
道標が有る場所では、道標を写真に撮りましょう。
すると、自分が何kmを何分で歩いたか、ペースを把握することができます。
どんな登山道だたか(急な登り・下り・平坦など)も記録しておくと良いですね。
キャンプ場
上りきった所にキャンプ場があります。
水道設備の正面に出ました。

目の前は駐車場で、左の方にキャンプ場や左奥には城峯神社もあります。
シャワー室・トイレもあるので、ここでキャンプして登山を楽しむのも良さそうですね。
水場
水道は水を止めてありましたが、横にバルブがあるので回したら綺麗な水が出ました。
何時から使われて無いかのか判らないので、少し長めに捨て水をしてから飲んだ方が良いですね。
冷たくて雑味の無い、天然水?って感じの美味しいお水でしたよ。
天然水なのかなぁ?
トイレ
奥へ入って行くと、トイレが2個あります。
綺麗な建物の方は『凍結防止のため冬季閉鎖』と書かれていました。
その横にある古いコンクリートの建物は、水洗では無いトイレなので冬でも使用できます。
トイレットペーパーも備えてありましたよ。
神社前
城峯神社の所へ行くと、とても広くなっていました。
祭事の時には、能芸能などやるの?という感じの建物もありましたね。
そして、ここからの眺めは山頂の眺めより良かったですよ。^^;



この神社の左手へ進むと、天狗岩や山頂に向かえます。
天狗岩へ
最初に見えた道標の方へ進むと、注意書きがありました。

私は天狗岩への登り口岩を、写真に撮るのを忘れてしまいました。ww
登れるどうか岩を見ましたが、手掛かり足掛かりがほとんど無く、傾斜も垂直に近かったです。
それでも、無理だったら直ぐに降りて来ると言って登り始めました。
その動画が、上のYouTube動画です。
岩場経験者
私は、槍ヶ岳、五竜岳、奥穂高岳、宝剣岳、群馬県の子持山、両神山の八丁尾根、 奥秩父の二子山
等々に登っている経験者です。
でも、クライミングはやりませんよ。
アルプスでは中級者ですが、他の山では上級者と言える経験と山行数をもっています。
そんな私でも、鎖に頼らなければ登れませんでした。
それは足も手も、つま先や指先部分がやっと引っかかるだけ、だったからです。
初心者向けでは無い!
このような岩場で、鎖より上の傾斜も岩場同様な急さで、鎖やロープが付いていませんでした。
なので、経験が無い人や経験回数が少ない人は、絶対にココを登らないで 下さい‼️
初心者向け天狗岩への別ルート
この危険な所を登らなくても、天狗岩へは登れますよ。^^
鎖場を諦めて山頂へ向かう途中に、下の道標を見ました。

ちょっと狭い道の所もあるけど、コチラからなら初心者でも、慎重に歩けば天狗岩に行かれます。




天狗岩の上は狭い
岩の上は、動画で分かるように狭いので、細心の注意が必要です。
だから、しゃがむとザックが祠にぶつかって、岩の上からダイブする事になっちゃいます。
なので絶対に、立ったままの姿勢でいてください!!
ここから城峯山山頂へは、来た道を道標の所まで戻ります。
城峯山山頂
山頂には、目印にもなるほど、大きな電波塔が立っています。
電波塔には途中まで登れるのですが、周りの木々が邪魔をして、写真を撮るには適していません
下の写真は、山頂の半分しか写って無いほど広いですよ。


時間が12時半を過ぎていたこともあるのか、誰も居なくて静かだったし心地良かったですね。
めずらしく、の~んびりし過ぎて1時間5分も山頂にいました。ww
下は、私が使っている椅子です。
軽いし座り心地が良いので、おすすめですよ。^^

下山開始
山頂からの下りは、電波塔の設備建物がある方へ降りました。
この建物を過ぎた所から、トラロープが付いている急な下りが長く続きましたよ。
3か所あったのですが、最初の2か所はロープを持っていないと下れないほどに急 ><;
私は最初の下りで、足の置き場をミスり滑って倒れてしまいました。
石に見えたその場所に、安心して足を置いたと思ったら崩れてしまったんです。(汗)
そんな見間違いをするのも、疲れて集中力が落ちてたからでしょうね。^^;

来た道を戻る
降りた先は、キャンプ場駐車場の端っこでした。
登った時に出た、水場の右手にも道があったのですが、そこへ降りて来たのでした。
ここからは、上りで使った道を下って駐車場に戻るだけです。
今回の記録
登り587m 下り587m あら、全く同じ。^^
この表示は、YAMAPのマイページに表示されたものです。
トップ画像の写真は、行動が終わった時点で表示された画像をスクショしたものです。
なぜ数値に違いが出るのかは、判りません。^^;
登山計画を立てる時の注意点
多くの人が、他人の記録を見て登山計画を立てると思います。
その時、距離も標高差も小さい数字を見て「これなら行かれる」と判断しないでくださいね。
何人かの記録を見て、大きい数字の方をで判断しましょう。
それは、行ってみたら「こんなはずじゃ無かった」では困るからです。
初心者向けの城峯山
この山と表参道コースは、初心者向きのコースです。
アクセスは、乗り換えたり車でも奥へ入ったり大変だけど、まだ行った事が無い人にはおすすめ
ですよぉ。
車で行ってキャンプしながら・・・って言うのも良いですね。
ちなみに、キャンプ場の問い合わせ・予約の電話番号は、0494-77-0573 です。
料金は、総額表示が変更になったため、予約する時に聞かなきと分からないようです。
その他、初心者向けの山は別記事に書いてあるので、参考にしてみてくださいね。