手ぬぐいの魅力と使い方について、もっと知って欲しいのでご紹介します。
今、日常で手ぬぐいを使う事は、ほとんど無いと思います。
しかし登山をする時には、タオルより便利なアイテムなんですよ。
今回は、手ぬぐいの良さや使い方について解説するので、ぜひ使って見てくださいね。
手ぬぐいの魅力
手ぬぐいは、主に綿素材で作られていて、天然素材だから肌触りが優しく、肌の弱い方でも使えます
また、速乾性や吸水性に優れているので、汗を拭いたあとも直ぐに乾くという利点があるのです。
汗を拭いた手ぬぐいを、ザックのどこかに引っかけて歩いていれば、乾いてしまうという位なのです
色々な使い方が出来る
例えば首に巻けば、日焼け防止になるし寒い時は冷たい風から首を守ります。
さらに暑い夏は、手ぬぐいを水に濡らして、首や顔を冷やす事も出来ます。
また何かで濡れたり汚れたりしたアイテムを、拭いたり包んだりすることも出来ますね
そして、もし靴擦れを起こしてしまったら、靴の中に入れてクッション材にすることだって。^^
手ぬぐいの種類
手ぬぐいは、実に様々な色や柄が出回っています。
また糸の太さや織り方の違いで、乾き方や肌触りに違いがあるので、使い分ける事も出来るという訳
なのです。
文(ぶん)
太めの糸で織られていて、織り目も粗いのが特徴です。
通気性が良いので速乾性もあり、湿った状態が長く続かないので、快適な使用感なんですよ。
キッチンで使う布巾は、この文が使われている事が多く、早く乾いて衛生的に使えると言う訳です。
岡(おか)
細めの糸で織られていて、織り目も細かいのが特徴です。
肌触りが柔らかいので、洗顔用やハンカチとして使われていることが多いですね。
登山に適した手ぬぐいは
乾きが早いということが、登山では求められるので、織り目が粗い物が適しています。
首にかけていて汗を吸っても、少しの時間で乾いてしまうので、首はサラサラして心地良いです。
また目が粗いことで、容易に裂くことが出来、怪我をした時など包帯代わりに使う事もできます。
だから文(ぶん)より岡(おか)が適してると言えますね。
手ぬぐいの選び方
端っこが切りっぱなしなので、洗濯をすると糸がほぐれてくることがあります。
そこがフリンジのようになって、手ぬぐいの良さだとも感じるのですが。
でも、糸が出て来るのは嫌だなぁって人もいますよね。^^
そういう人は、端を縫って始末してあるものを選べば、スッキリして良いでしょう。
その日の気分に合わせたり、ウェアに合わせたりと、手ぬぐい選びも登山前の楽しい時間です。
おすすめの手ぬぐい
ほつれない加工が選べる
端っこが縫われていて、ほつれない加工をしている物と、従来の切りっぱなしの物とが選べます。
柄も色々あって、男性でも女性でも使えますね。
スポーツ手ぬぐい
スポーツをする時に使うことを前提に、素材から長さや色柄までを考えて作られた手ぬぐいです。
吸汗速乾に優れた、バンブーレーヨンという素材が使われています。
竹を素材にした合成繊維で、レーヨンと言うのは木材の中の天然繊維を溶かして合成したものなの
で、天然素材ということになります。(合成する時には化学薬品が使用されています)
竹が持っている、抗菌・消臭効果が有ると言われています。
マイクロファイバータオル
手ぬぐいの部類に入れて良いかどうかは??だったのですが。^^;
肌触りが滑らかで、軽量・吸水性・速乾性に優れているので、取り上げてみました。
抗菌防臭効果があり、綿素材の手ぬぐいより強度と耐久性に優れています。
手ぬぐいの洗濯は
使ったら必ず洗濯しましょう。
当たり前でしょう?! と思われるかも知れませんね。
でも手ぬぐいは小さくなるので、ズボンのポケットや、ザックのポケットの入れっぱなしって事も多い
存在なんですよ。^^
不衛生にしないこと
汗を拭いたり体に着けることがあるので、必ず洗濯をして清潔に保ちましょう。
ズボンやウェアのポケットに入れていただけで、使って無いからいいやぁ、と言うのはNGですよぉ。
なぜかと言うと、ズボンやウェアは吸汗や透湿素材のものを着ていていますよね。
だからポケットの中も、体から出た蒸気が通過し、湿って無くても汚れているという訳なのです。
洗濯する時の注意点
綿素材なら、普段使っている洗剤で洗って良いのですが、柔軟剤を使うと吸水性が落ちるので注意。
また端っこがほつれ止め加工された物でも、繰り返す洗濯で少しずつほつれて来てしまいます。
そのため、少しでもほつれを少なくするためには、洗濯ネットに入れて洗うのが良いですね。
下着用などの小さい物の方が、中で動き回らないから良いです。
また色落ちする事もあるので、初めて洗う時は手ぬぐいだけを手洗いしてください。
手ぬぐいの魅力と使い方
手ぬぐいは、登山やアウトドアでの活動に重宝するアイテムです。
それは軽量で持ち運びが楽だし、吸汗速乾性に優れているからです。
また、汗を拭くだけでなく首に巻いて日焼け防止にしたり、寒さ対策にしたり帽子の代わりに頭に被っ
たり、おでこに巻けば汗が目に入るのを防ぎます。
怪我をした時、包帯がわりに使うことだって出来ちゃう手ぬぐい。
まだ使った事が無いと言う人は、是非使って見てくださいね。
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