登山靴選びに悩んでいるあなたへ。
この記事では、初心者からベテランまで、様々な登山シーン対応できる、登山靴を厳選しました
そして、それぞれの靴の特徴や、選び方のポイントも詳しく解説しています。
ぜひ参考にして見てください。
キャラバン
初めて登山靴を買うという、初心者さんにおすすめのブランドです。
キャラバンは、設計から『初めて登山靴を履く初心者さん向け』に作られています。
私も初めて買った登山靴は、キャラバンでした。
カラー
こちらの、C-1 02S は、7カラーも揃っています。(売り切れカラーも有り)
比較的、色数が少ない登山靴ですが、自分好みの色を選べて気分もあがりますね。
サイズ
ワイズは3Eで、22.5cm~30.0cmと、ユニセックスサイズになっています。
履き口
初心者にはハイカットorミドルカットがおすすめ
ハイカットorミドルカットがおすすめの理由は、足首を守ることが出来るからです。
これは、登山道の凸凹歩きに慣れていないと、足首がグラついて靭帯を傷めやすいという理由から。
だから、足首まで覆われれているものが、安全・安心と言うことになります。
でも、アキレス腱側は少し低くなっているので、足首の動きを妨げることはありません。
最初は痛い
ただ、ローカット以外の靴は、慣れるまで履き口が当たって痛みが出ます。
この痛みは、初心者さんだけでなく経験者でも起こる事なのです。
でも、そのことを考慮して作られたキャラバンは、他社の物より履き口が柔らかくなっています
なので、靴に慣れるのも早いのではないでしょうか?
私も最初は痛くて、ハンカチを挟んで歩いていましたよ。
インソール構造
足裏側から、インソール➡インソールクッション➡インソールボード という構造です。
インソールボードには、衝撃吸収性に優れたEVA素材がラミネートされています。
EVA素材というのは、軽い・柔らかい・弾力性がある という素材です。
だから、足裏全体にかかる衝撃を吸収して、疲れにくく歩くことが出来ます。
また、ハーフインソールが付いているので、左右のサイズさや微妙な調整が出来て良いですよ。
私は左右の足が、1cmも違うので片方だけハーフインソールを使用しています。
詳しいことは別の記事で
キャラバンは、私のお気に入りの靴なんです。
トップ画像の右側が、私のキャラバンで5年以上履いていますよ。^^
そして、初心者さん向けに書いている私のブログでは、キャラバン登山靴だけの解説をしています
是非、合わせて読んで頂きたいと思います。
KEEN PYRENEES
オールレザーのライトハイキングシューズです。
つま先全体を広げてスペースを作り、誰にでもフィットし快適な履き心地となっています。
ソール
ミッドソールには、発砲素材をしようしているので、軽量性とクッション性のある履き心地です。
アウトソールはラバーで、全方向対応型のパターンが、高いグリップ性を実現しています。
通気性に優れた、防水・透湿素材のKEEN・DRYが使用されているので、レザーでも蒸れずに快適。
素材
防水性を兼ね備えた、プレミアムレザーアッパーを使用しています。
また、地面に汚れやラバー跡を残さない、ノーマーキング加工のラバーアウトソールを使用してます
カラー
品格を漂わせる、ブラック/レギオンブルーと、アウターに合わせやすいシロップの2色展開です。
サイズ
25.5cm~31cっまで、0.5cm刻みで揃っています。(売り切れサイズ有)
レザーの登山靴は、履くほどに自分の足に馴染んで、より履き心地が良くなっていきます。
価格が少し高いと感じるかも知れませんが、お手入れをしっかりすれば、長く履く事ができますよ。
トップ画像のレザー靴は私のものですが(キャラバン)、靴底張り替え無しで5年目です。
ALBATRE
外国のメーカーですが、日本人の足型を使用して作られています。
登山靴は全体的に高価で、これから登山を始めようとしている方には、少しハードルが高いですね。
でも、そんな方にも気軽に手を出せる価格の登山靴です。
価格は手頃でも、性能はしっかりしているので、ここでご紹介しています。
ソール
KEENと同様に、軽量かつ衝撃吸収性に優れた、EVA素材を使用しています。
アウトソールは、溝が深いので滑り難いソールと言えるでしょう。
ただ、パターンを見ると大きめの平になっているので、悪路より岩に強いソールだと思えます。
泥で滑るような場所では、尖がりのあるソールの方が食い込むからです。
それでも、内側と外側は小さめのカットになっているので、グリップ力は十分でしょう。
素材
アッパー=合成皮革・天然皮革・合成繊維
ソール=EVA/合成ゴム
カラー
3色展開で、ブラウン・グレーxマジェンダ・ブラック があります。
他にも色があったのですが、既に売り切れになっています。
こちらの色も、早々に売り切れる可能性があるので、ご希望の方は早めの購入をおすすめします。
サイズ
22.5cm~28.5cmという、ユニセックスサイズ展開。
サイズも、一部売り切れが出ているので、早めにチェックしてください。
インソール
取り外しの出来るインソールには、踵クッションとアーチサポートが付いています。
機能性
防水透湿素材を使用しているので、外からの水を防ぎ、足から出る湿気は外へ排出します。
足をドライに保つことは、靴擦れを防止するために、非常に大事な機能です。
ただ、1つ注意して頂きたいのは、完全防水では無いというところです。
なので、川の中へ入って歩くような場所があると、水が染み込んで来る可能性はあります。
でも、川の中にある岩の上を歩いて少し濡れる程度なら、問題は無いですよ。
コロンビア
コロンビアは、グリップ力の良さで定評があります。
私もハイキング用に使っていますが、足へのフィット感なども良く疲れ難いです。
こちらの、セイバーファイブミッドアウトドライ YM8135 は、更に改良された登山靴です。
それは、グリップ力・クッション性・快適性・軽量性・耐久性 など。
また高いグリップ力を発揮する、アダプトトラックスを採用しています。
それによって、濡れた路面や泥など難しコンディションでも、高いパフォーマンスを発揮します。
ソール
乾いた路面や岩場なども、濡れたり泥で滑るような路面にも、対応できるカットになっています。
素材
アッパー=合成皮革・合成繊維
ソール=合成ゴム
カラー
ベージュ・ブラック・カーキー・ネイビー の4色展開です。
サイズ
25.0cm~28.0cmまで0.5cm刻みになっています。
28.5cmと29.0cmは、品切れ中。
他のサイズも、品切れになる可能性があるので、早めにGetしてくださいね。
ハイテック
イギリス生まれのアウトドアブランドです。
見た目に特徴があって、登山靴とは思えないお洒落な雰囲気ですね。
え?本当に登山靴!?と思って調べてしまいました。^^;
ソール
ソールには、耐久性が高くてすり減り難いラバーを使ってます。
また、カッティングも深く、しっかり食い付いて滑りにくくなっています。
これは、すり減り難い=グリップ力が弱い、という常識を覆す1足です。
素材
アッパーは、バックスキン調の合成皮革を使用しています。
完全防水では無いので、川の中へ深く長く入っていると、浸水する可能性があるので注意です。
でも、防水・透湿性能は備えているので、通常の使用では問題無いでしょう。
カラー
ブラウン・ターコイズ・ブラック(パープル)・レッド・アイボリー の4色展開です。
一度、販売終了になたのですが、アイボリーが加わって再登場しました。
サイズ
23.0cm~27.5cmまで、0.5cm刻みです。
女性に人気で、小さいサイズは売り切れになっていたのですが、再登場で揃いました。
25cmまでのサイズは、早めに購入しちゃってくださいね。
WIMBLEDON
アサヒシューズという、創業120年を超える老舗のシューズです。
テニス大会の公式ライセンスシューズから始まりました。
走る・止まるを機敏に行う、テニス用シューズの技術が生かされています。
価格が安いので、初めての方や履き分け用として1足持っておくのも良いですね。
ソール
ガラス粒子を添加することで、濡れた路面やぬかるみでも、滑りにくくなっています。
素材
アッパー=ポリエステル・PVC
ソール=EVAコンプレッション・ラバー
カラー
ブラウンとブラックの2色展開です。
サイズ
24.5cm~28cっまで0.5cm刻みですが、27.5cmは売り切れになっています。
防水機能
水深4cmで6時間という、防水テストをクリアしています。
安定感
踵を安定させる機能として、スタビライザーが使用されています。
スタビライザーとは、車の部品で車体のローリングを防ぐ機能のこと。
意味は、安定させるものということなので、この靴がいかに安定感が有るかを想像させますね。
LADWEATHER
ドイツのルドルフ社が誇る、撥水・防汚加工を施したシューズです。
濡れや汚れを弾きつつ、靴内の蒸れは防ぐという快適な履き心地です。
水深4㎝で8時間防水テストをクリアしています。
環境先進国であるドイツだから、有機フッ素化合物を含まない、人にも環境にも優しい登山靴です。
ソール
ミッドソールは、軽量でクッション性の良いファイロン。
そしてアウトソールは、滑りにくく耐久性が高いとラバーという、2層構造になっています。
ファイロンの特徴は、ポリウレタン素材と比べて、加水分解による劣化が少ないということです。
登山靴に限らず、ソールは加水分解によって劣化することで、剥がれてしまいのです。
なので保管場所は、湿気が少なくて風通しの良い所、温度変化が少ない所が良いとされています。
しかし、そのように丁寧に保管しても、登山靴の場合2~3年で加水分解が始まるのです。
その劣化が起こりにくい素材を使っているので、長く愛用できるという訳ですね。
素材
アッパー=合成皮革
ミッドソール=ファイロン
アウトソール=ラバー
カラー
ブラック・ブラウン・ネイビー・ベージュ・キャメル・チャコール・カーキー・ライトグレー
ターコイズ・レッド・ピンク の11色展開になっていて、キャラバンに次ぐ色の多さです ^^
サイズ
22.5cm~27.0cmまで、0.5cm刻みで展開している、ユニセックスです。
履き口
こちらは、ミドルカットなので登山靴に履きなれていない方にも、馴染みやすいでしょう。
グリップ力
アウトソールの溝が、独特な刻み型をしています。
これによって、どんな路面でも滑り難さを発揮すると言う訳です。
SIRIO
日本人の足型に合わせた木型を使用しているので、海外ブランドが足に合わない方にもおすすめです
シリオの登山靴シリーズの中でも、PF302は入門者向けに作られています。
足を入れた時に窮屈感が無いのに、安心感があるサポート性のアッパーです。
さらに、靴紐を通すレースホールが、テープタイプなので、靴紐が緩みにくくなっています。
また、タンの上端は足首に沿う形状になっていて、動きを妨げません。
ソール
SIRIO PF302 のソールスタンス数値は、8となっています。
この数値は、靴の硬さ(フレックス)を計る目安で、数値が少ないほどソールが硬いということです
では、ソールスタンスの数値は何の役にたつのでしょうか?
それは、岩場を登れるか登れないか、ということに関わってきます。
靴の硬さが必要な岩場登り
岩場を登る時、足の裏の全面が着けるような場所は余りありません。
なので、つま先だけを引っかけて、立たなければならない場合が多いのです。
そんな時、ソールが柔らかいと、足の力だけでつま先立ちになる必要が出てきますね。
でも、つま先立ちだけで、どこまで歩けますか?
直ぐに、ふくらはぎの筋肉が悲鳴を上げてしまいます。
そんな時に、ソールの硬さが必要となります。
硬いことで、フニャッとならなくて、さほど力を使わなくても、つま先立ちが出来るという訳です
だから、岩場を登る場面がある時は、ソールの硬い物を選ぶ必要があります。
つまり、ソールスタンスの数値が小さいもので無いと、岩場は登れないということなんです。
素材
アッパー=撥水加工済みマイクロファイバーシンセティックレザー・撥水加工済みナイロン
撥水加工済みナイロンメッシュ
ライニング=ゴアテックス・パフォーマンス・コンフォート・フットウェア
シャンク=プラスティックソフトS
ソール=シリオ・VIBRAM・KOI
カラー
マロン、一色の展開です。
サイズ
22.5cm~29.0cmまで0.5cm刻みで展開していますが、一部は売切れになっています。
順次入れ替えをします
登山靴の売れ行きや、ニューモデルが出るのは早いものです。
なので、サイズ・カラーが売り切れになったり、モデルチェンジでした場合は、入れ替えます。
お気に入りが見つかったら、お早めに購入すると良いですね。