登山用ヘルメットは命を守るための重要な装備。寿命は3年以内

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長野県では平成5年から奨励山域が制定され、山梨県では平成29年に条例が制定されています

そうして、山梨県では条例なので、定められた事項を厳守しなければなりません。

条例は、主に『安全登山が出来るための計画と装備、登山届の提出』で、これを守らない者は

立ち入り禁止などの処置がとられる場合もあります。

 

ヘルメットの寿命

たまに使うだけでも3年以内に買い替える事が推奨されています。

そして、頻繁に使う人は2年以内でも、買い替えた方が良いといわれています。

それはヘルメットに使われている材質が、紫外線に弱くて劣化しちゃうからです。

だから、ここでは色々なヘルメットをご紹介するので、初めての人から買い替えの人まで

じっくり選んで頂きたいと思います。

また、画像をクリックすると、ショップに入れるので、是非クリックしてゆっくり見て

ください(^^)

エーデルリッド ゾーディアク2 ER72058

150年以上歴史がある、ドイツの登山や高所作業用品を扱うメーカーです。

衝撃に強いアウターシェルと衝撃吸収に優れたインナーシェルが採用されていて、クライミングも

登山でも使える、オールラウンドハイブリットヘルメットです。

素材は、シェル=ABS樹脂 インナー=発砲ポリスチレン となっています。

重量は、356gで少し重いかな?とは思いますが、それだけ頑丈ということでしょう。

サイズは、55cm~61cm のワンサイズでが、サイズ調節は後頭部にあるダイヤルで行う

ので、微妙な調節も出来てフィット性が良いと思います。

特徴的なのは、前方横に付いている切り込みです。

これは、ヘッドライトのベルトが挟めるようになっているんですよ。

多くのヘルメットが、ヘッドライト取り付け用の部品が付いている中で、簡単に取り付けられる

良さがあります。

後頭部側には、ずり上がらないように引っかける部品が付いています。

 

グリベル ステレスGV-HESTE

200年以上の歴史を持つ、イタリアのアウトドアブランドです。

『現存する最古のアウトドアメーカー』とも言われているそうですよ。^^

でも、日本人の頭の形は、西洋人の形とは違います。

それゆえ、グリベルでは『JAPAN FIT』と言う、日本人の頭の形に合わせた規格で製造された物を

日本で販売しているという、こだわり方をしています。

素材は、外側のシェル=ポリカーボネート  内側のライナーは20mm厚のポリスチレンで

軽さと頑丈さを合わせ持っています。

重量は、215g なので、だいぶ軽いと感じるのではないでしょうか?

サイズは、53cm~61cmで、調節は後頭部についている黄色いベルトで行います

 

グリベル ミュータントGV-HEMUT S

全体に大きなベンチレーションがあって、とても通気性が良いタイプです。

サイズは、S~MとL~LLの2サイズがあり、上の画像の左はS~Mサイズで右がL~LLサイズです

そして、重量はなんと

S~Mサイズが160gで L~LLサイズが185gという軽さです

なので、特に首の細い女性には、おすすめの軽さだと思います。

徹底した軽さを追求したため、全体を発砲ポリプロピレンで造り、上部は堅牢なABS樹脂で

覆われています。

しかし、堅牢なABS樹脂は上部だけなので、クライミングや危険な場所での使用には、向いて

無いと私は考えます。

 

ブラックダイヤモンド キャピタン

フィット感・通気性を確保している上に、側面と後頭部の保護を高めた堅牢性も重視されて

いるヘルメットです。

そのうえ、UIAAと言う国際山岳連盟が、登山用品やクライミング用品など、広くカテゴリー毎の

規格基準を設けていますが、その要件をしっかりと満たしているので安心ですね。

内部のパットは、取り外し可能なので衛生的に保つことが出来ます。

サイズと重量は、S/M=50=58cm 285g  M/L=56~63cm  295gです

 

オクトス アルパインライトヘルメット OX-020

国際的な安全基準に適合し、軽量性と安全性を兼ね備えた、登山・クライミング専用ヘルメット。

専用と特記されていて、注意書きには『バイク・スキー・カヌー・自転車等には使用できません』

とハッキリ書かれています。

サイズは、54cm~64cmのワンサイズですが、後頭部のダイヤルで微調整が出来ます

そして重量は、240gという軽さです。

過酷なクライミングでも、安全性と快適さが保たれると言う訳ですね。

 

ペルツ ボレオ A042VA

2023年にリニューアルされたことで、より耐久性と凡用性やデザインの優れた製品になりました

ハイブリッド構造で、コンパクトさと頭部の保護性能が強化されました。

それは、前部・側部・後部という全ての方向からの衝撃から、頭部を守るということです。

また通気口が大きいことで、蒸れから頭部を開放し高い快適性が発揮されます。

さらに内側のフォームと、頭部の形状にフィットする柔軟なヘッドバンドで、装着時の高い安定性

と快適性が得られます。

ならびに、厚いABS樹脂製のシェルと、ライナーにはEPPフォームとEPSフォームを使った

ハイブリッド構造なので、高い耐久性も併せ持っています。

サイズと重量は、S/M=48=58cm 300g  M/L=53~61cm  330gです

もちろん、世界の安全基準をしっかり満たしているので、安心して使用できるヘルメットです。

 

ヘルメットホルダー

上の『ヘルメットの寿命』の所でも書きましたが、材質は紫外線に弱いので、持ち運ぶ時も

出来る限り紫外線に当てないようにすることで、ヘルメットの寿命を延ばすことが出来ます。

ヘルメットホルダーは色々ありますが、紫外線の事を考えると、ただ押さえて装着するだけの物

よりは、袋状になっている物の方が、より紫外線防げるのでおすすめです。

なので、ここでホルダーもご紹介しておきますね。

左は、ヘルメットと同じメーカーのオクトスで、右はヘイテイジ23SS です。

オクトスの素材は、ナイロンでシリコンコーティングがされています。

一方ヘイテイジの素材は、袋部分がストレッチ性のあるポリエステルで撥水加工が施されています

また底部分は、メッシュになっているので、雨水が抜ける構造になっています。

どちらも袋状なので、一般的な1枚もののホルダーより、ヘルメットの落下を防ぐことが出来る

うえに、紫外線対策も出来るという訳なので、おすすめです。

ぜひ、ヘルメットと同時購入で活用して頂きたいです。

 

都度入れ替えします

ヘルメットに限らず、登山用品は日々進化していて、リニューアルがどんどん行われます。

また人気の物は、直ぐに売り切れてしまうため、商品の入れ替えはその都度行って行くので

良いと思うものがありましたら、早めにご購入を検討して頂きたいと思います。

 

 

 

コメント

  1. わーこ より:

    ヘルメットを必要とする登山は未経験です。でも火山の噴火で多くの方が亡くなった事例もあるし必要な装備ですね。3年という寿命も初めて知りました。

    • harupy より:

      ヘルメット、御嶽山の噴火までは、クライミングする人以外で被ってる人は
      ジャンダルムとか行く人だけだったみたいですよ。
      西穂独標だって初めて行った時は、被ってる人を見た記憶が無いもの。

      今は、滑落する人が多いらしいです。
      自分の技量を知らずに、と言うか『若さ』や『過去の経験がある年配』とか
      そういう人の遭難が多いそうです。

      そして、ヘルメットが生死を分けているのも事実なんです。

      私のヘルメット、もうとっくに寿命だから
      買い換えないとダメなんですよね。^^;

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