富士山で事故が相次いでいる、2024年は特に何かおかしいと感じます。
開山当日は大荒れで、1度は開いたものの直ぐに閉鎖となったこと。
その初日、登山口にほど近い場所で3名の日本人が亡くなっているという事故。
怪我人も転落事故も相次いでいて、2024年8月5日には、落雷事故も起こりました。
毎年遭難が絶えない富士山
毎年、必ず遭難者が出る山なんです。
遭難の理由は、主に自分の技量や体力・そして知識や装備が無いのに登ってしまうということ。
色々な所で注意喚起しているにも関わらず、無くならない無謀な登山での遭難です。
登山経験者や、山の怖さを知っている人からみたら、不思議で仕方ない行動と思えます。
なぜ死を急ぐ?
富士登山を行っている人は、自分が死ぬかも知れないなど、全く考えて無いでしょう。
しかし、登山経験者から見たら、無謀過ぎる登山者がやたらと目に着くのです。
「初めての登山は富士山でした。誰でも登れますよ」
こんなことをSNSで言う若者が多いのも、無謀登山者が後を絶たない一因なのでしょう。
「そうか、初めてでも登れるんだ!」と、日本一標高が高い独立峰を、軽く見てしまう人が多い。
富士山は天候の急変が激しい山
標高が高く、遮る物が無い富士山は、他の山々とは違う気象変動があります。
そのぐらいは、知っていて登山をしているであろう、経験者はそう考えます。
しかし、本当に知っているのでしょうか?
テレビなどで見る限り、装備が乏しく困り果てている、知識も装備も無い登山者が実に多いですね
遭難が相次ぐことは当たり前
登山経験者から見たら、遭難して当たり前と思うような人が登ています。
救助に当たった山岳警備隊の話でも、原因は『知識と装備の無さ』だと言うことでした。
富士山は、観光地では無い。
日本で1番高い、独立峰である。
他の山とは、気象状況も違う。
これらの知識や装備は、整っているのでしょうか?
富士登山に色々な条件が付くのは
知識の無さ、装備不足などから遭難する人が多いからです。
観光気分で登る人が、外国人だけでは無く日本人にも多くいます。
そういう人を減らそうとして、入山料が高くなったり入山人数制限が設けられたのです。
山荘予約をして無い人の、入山を規制している登山口もありますよ。
でも、残念ながら全部の登山口で統一されていない、これは意味が無いに等しいことですよね。
理由は、山梨県と静岡県では財政力が違うからなんです。
観光で儲けたい県と、遭難者救助費用を抑えたい県、という違いだと感じます。
富士登山は命の危険が伴う
富士山は、日本で1番標高が高くて、独立峰ならではの気象状況が有る事。
多少のアップダウンは有っても、大きい上り下りが無いことで、高山病を発生し易いのです。
夏でも、最高気温は9℃以下だということ、ご存じですか?
標高が高いので、慣れた登山者でさえ、高山病になることが有るやまだとご存じですか?
これらのことを、今一度しっかり考え直して頂きたいです。
命は決して、取り戻す事が出来ないのだから。
日本政府は、外国からの登山者をチェックして、無謀な人は止めるべきだと考えます。
富士山は日本の山なのだから、日本がもっと責任を持つべきでしょう。
山梨県と静岡県だけに任せるのは、荷が重すぎるとかんがえるからです。
知識を得るための記事
『高山病の全てを知り・・・』『低体温症とは?』『富士山登山の危険を知る』
『富士登山コース、装備、トレーニング』などの記事を読んで、知識と装備を備えてください。
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