登山用靴下はいつ買い換える?どうなったら買い換える?を解説

登山ウェア
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登山用の靴下って、いつ買い換えたら良いの?

どこがどうなったら、買い換えた方が良いの?

良く聞かれるので、この記事では登山用靴下を買い換えるかどうかを、どこで判断するのかについ

て解説します。

買い換えるなら、とおすすめの靴下もご紹介します。

登山用靴下の必要性などについては『山を制する者は靴下から』という記事に詳しく書いているの

で合わせて読んで頂きたいと思います。

 

靴下を買ったら写真を撮ろう

3回履いていますけど。^^;

最初の状態を記録しておく

自分の靴下が最初はどのような状態だったか、ハッキリ覚えている人は少ないと思います。

なので新しく購入したら、表も裏も写真に撮って残しておくと、買い換える時に納得出来るんじゃ

ないかと思います。

買い換えるのに納得??と思うかも知れませんね。(^^)

普段履きの靴下は、穴が開きそうになったり穴が開いたら買い換えますよね。

でも登山用靴下は、耐久性に優れているので滅多に穴が開く事はありません。

だから「穴も開いて無いのに買い換える訳?コレ高かったんだよぉ!」って思ってしまって買い

換えの時期を見落としてしまうからです。

靴下の寿命

一般的なものより寿命は短い

靴下の寿命は、約1年と言われています。

また登った山の数では、50座とも言われています。

どちらにしても、靴下の扱い方や登山スタイルによって大きく変わって来るので、これはあくまで

も目安と考えてください。

そして急な所を登ったり下ったりで、靴と擦れたり指に力を入れて踏ん張ったりすることが多い登

山では、一般的な靴下よりも寿命が短くなるのは仕方が無いと考えましょう。

穴が開くことでは無い

服の寿命と言うと、破れたり穴が開いたり色褪せたり・・・ですが、登山用の靴下は耐久性に優れ

ているので、そういったことは余りおこりません。

なので、寿命の判断は別にあるということです。

 

こうなったら買い換えよう!

内側はかなりすり減ってます
   外側も生地が傷んでいます

すり減り・パイルの潰れ

画像で〇印の所を良く見てくださいね。

左側は裏で右側は表で、どちらも底の部分です。

表側から見ると、あまり傷んで無いようにも見えますが、〇が付いて無い左部分と比べると痛んで

いる事が判るかと思います。

こうなってしまうと、クッション性はなくなってしまうので、足を着いた時の衝撃を緩和すること

ができなくなり、足が疲れやすくなってしまうので『買い替え時』と言う訳です。

 

靴下を長持ちさせるには

買い換えよう!といっても、登山用の靴下は一般的なものと比べるとかなり高いですよね。

出来れば長持ちさせたいと、誰でも思うはずです。

では、何に気をつけたら長持ちするのでしょうか?

ローテーションさせる

靴下は、5~6枚購入して山行の度に違う物を履くようにします。

一般的な靴下やバックなどで経験があるかたもいると思いますが、1つの物をヘビーローテーショ

ンさせてしまうと早く痛んでしまいますよね。

バックなら、持ち手や角のところなどが擦れてきたりして。

靴下も同じなので、ヘビーローテーションさせないために、数足を購入しておきましょう。

足の爪を伸ばさない

爪が伸びていると靴下を傷つけてしまいます。

靴下は肌に張り付いている訳では無いので、急な所を下る時に多少のズレが生じてつま先は靴下に

強く押しあたってしまい、爪が伸びていると刺さって穴が開きやすくなるという訳です。

だからと言って、足の爪を短くきることは止めましょう。

なぜかと言うと、爪が短くなると指先が守られなくなり歩行による負担が指先を刺激して、外反母

趾・内反小趾・浮指・巻き爪・陥没爪になり易いからです。

足の爪の切り方

爪には爪の役割があるので、必要以上に短くすると足のトラブルが起こってしまうのです。

ではどの位に切ったら良いのでしょうか?

『指の先から出っ張らない程度に』切るのがベストです。

そして爪の先は、カーブさせずに真っ直ぐのスクエアカットにすることで、巻き爪や陥没爪を予防

することが出来ます。

洗濯する時の注意

吸汗速乾機能のあるウェアを、普通の洗剤で洗ったり柔軟剤を使ってはいけないと言う事はご存じ

かと思いますが、登山用靴下にも吸汗速乾機能が備わっているので、ウェアと同じ洗剤を使い柔軟

剤は使わないでください。

またウェアと一緒に洗濯機で洗う場合は、裏返してから洗濯ネットに入れてください。

そして洗濯機の機能に『やさしく洗う』または『ドライ』と言うのがあったらその機能で洗うとよ

り良いです。

手洗いするのが1番やさしく洗えて良いのですが、洗濯機にしても手洗いにしても、すすぎはしっ

かり行って洗剤がウェアや靴下に残らないようにしてください。

洗濯洗剤については、『登山ウェアの正しいお手入れ・・・』の記事を参考にしてください。

 

おすすめの靴下

C3fit アーチサポートソックス

テーピング効果でアーチを支えてダメージを軽減する。

ウールを主にした素材で、吸方湿性や抗菌性に優れていて不快な蒸れを軽減。

くるぶしより上は、緩めのリブ編みでソフトな肌触り。

足首周りは特殊な糸を使用してホールド力を高めている。

つま先と踵は、耐久性のあるポリエステル混のウール素材で補強。M

素材

毛  ナイロン  ポリエステル  ポリウレタン

サイズ(ユニセックス)

 1(22~24cm)   2(24~26cm)   3(26~28cm)

カラー

ブラック  カーキーグリーン  マルーン(赤系)   

 

 

クールマックス

足の形に合わせた3D設計でフィット感が高い、中厚手ソックス。

クールマックスファブリックを使用し、綿素材と比べて5倍もの吸水性と速乾性を備えている。

体の快適な湿度は保ちつつ体温を下げる。

足首から上は、段階的着圧設計で靴下のずれを防ぐ。

アーチサポートと足首の前側にプロテクターを備えている。

アンクルサポート・足首サポート・Yヒール・特殊な立体編みの足裏・優れたクッション性

素材

ポリエステル  コットン  ポリウレタン

サイズ

M(22~25cm)  L(25~28cm)

カラー

レッド   ブルー

 

 

FITSミディアムハイカークルー

『足が感動するソフトな履き心地』と謳っている、極細のウールを使用した中厚手ソックス。

裏地が全てパイル編みになっていて、クッション性が抜群。

メリノウールを70%使用し、抗菌性・吸湿発散性・通気性があり、冬は暖かく夏は涼しい。

足首から上はコンプレッションタイプで、靴下のズレを防ぐ。

つま先は、独特の立体編みにし指を動かしやすいので、ストレスなく快適に過ごせる。

素材

メリノウール70%  ナイロン22%  ポリエステル6%  ライクラスバンテックス2%

サイズ

S(21.5~23.5cm)  M(24~26cm)  L(26.5~28.5cm)

カラー

ブラック コール ブラウン ストーン ネイビー エッグプラント レッド フィンチ

 

まとめ

登山用の靴下は、高い機能性を持っています。

備わる機能をしっかり働かせ、快適な登山を行うためには、買い替えることも大切です。

そのためには、購入して直ぐの状態を写真で残し、何か月か履いた後に現状と比べて見るのです。

どのくらい劣化しているかをハッキリと確認できるので、買い替えのタイミングを逃すことが無く

なると言う訳です。

底のパイルは、ふわふわが無くなったらクッション性も無くなり、足への衝撃を吸収できません。

クッション性の悪い靴下を履いていると、衝撃が膝や腰へ伝わり痛みが出てしまいます。

一般的な靴下より高価ではあるけれど、体のため・快適な登山を楽しむために、適度な買い替えが

必要と言う訳です。

でも高価な靴下なので、出来るだけ長く良い状態を保ちたいですよね。

長く良い状態を保つには、洗濯方法や爪切り・同じ靴下ばかりをヘビーローテーションしないなど

の気遣いも大切なのです。

適切な手入れや使い方をして、寿命が来たら買い換えて、いつも快適で体に優しい登山を行いたい

ですね。(^^)

 

 

 

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